鳴門の海沿いは、地域によってこんなに違う|⑤島田島・室~土佐泊浦(大毛)エリア

これまで、鳴門の海沿いエリアをいくつかご紹介してきました。
今回はシリーズの最後として、島田島の室地区から土佐泊浦(大毛)周辺をご紹介します。
実は、私はこのエリアではまだ不動産の売買をお手伝いした経験がありません。
だからこそ今回は、これまで実際に売買してきたエリアとは少し違った視点で、私自身が「ここに物件が出てきたら面白い」と感じているエリアとしてご紹介したいと思います。
鳴門を代表する景色が、すぐそこにある
このエリアの最大の魅力は、やはり大鳴門橋です。
鳴門を象徴する大鳴門橋を間近に望むことができ、海と橋が一体となった景色は、これまでご紹介してきた海沿いエリアの中でも特に印象的です。
海を眺めながら暮らしたい。
別荘やセカンドハウスとして、普段とは違う場所で静かに過ごしたい。
そんな方にとっては、かなり魅力を感じるロケーションではないでしょうか。
周辺にはリゾートホテルやリゾートマンションなどもあり、一般的な住宅地とは少し違った雰囲気があります。
【写真】
大鳴門橋を望む海岸からの景色
特に「室」は、静かに過ごしたい方に
島田島の中でも、私が気になっているのが室地区です。
周囲は比較的静かで、海を身近に感じながらゆったりと過ごせる環境。
「便利な場所に住みたい」という方よりも、
「多少不便でも、静かな場所で海を眺めながら暮らしたい」
という方に向いているエリアだと思います。
別荘やセカンドハウスとの相性も良く、都会の喧騒から離れて休日を過ごす場所として考えると、非常に面白い地域です。
ただし、生活の便利さは求めにくい
もちろん、良いところばかりではありません。
周辺にはスーパーなどの日常的な買い物施設がなく、市街地まで出るにも距離があります。
普段の生活で「買い物が近い」「病院が近い」「何でも徒歩圏内にある」といった利便性を重視する方には、正直向いていないと思います。
これは、前回ご紹介した黒崎エリアとはかなり対照的です。
黒崎は「便利な暮らしの中に海がある」エリア。
一方、このあたりは、
「利便性よりも、海と景色を優先して暮らす」
そんな場所だと思います。
不動産としては「物件が出にくい」ことも魅力の一つ
そして、ここが不動産屋として私が気になっているところです。
この周辺は、都市計画や自然公園に関する規制など、土地ごとに確認しなければならないことがあります。
そのため、海が見えるからといって、どんな土地でも自由に住宅を建てられるわけではありません。
市街化調整区域に該当する場所では建築に一定の制限があり、さらに自然公園内では区域や場所によって建築などに関する規制があります。
つまり、
「海が見える土地なら何でもいい」
というわけではありません。
既存の住宅が建っている宅地なのか。
再建築は可能なのか。
道路との関係はどうなのか。
自然公園法などの規制はかかっていないか。
こうした点を一つ一つ確認する必要があります。
だからこそ、このエリアで条件の良い既存住宅や宅地が売りに出てきたときには、個人的にも「ちょっと面白い物件が出てきたな」と思います。
鳴門の海沿いには、それぞれ違った魅力がある
今回で、鳴門の海沿いエリアを5回にわたってご紹介してきました。
高島は、穏やかな海と暮らしやすさ。
北灘は、自然と海岸線の美しさ。
里浦は、大鳴門橋や淡路島を望む景観と利便性。
黒崎は、住宅街の中にある海と暮らしやすさ。
そして今回の島田島・室~土佐泊浦(大毛)は、
大鳴門橋を間近に望むロケーションと、静かに海を感じながら暮らせる環境。
同じ「鳴門の海沿い」でも、実際に見てみると地域によってかなり違います。
私自身、まだこのエリアでは売買のお手伝いをしたことがありません。
だからこそ、これから良い物件が出てきたら、ぜひ一度取り扱ってみたいと思っているエリアの一つです。
海が見える家、別荘、セカンドハウス、海沿いの土地などをお探しの方は、物件が出てくるタイミングも含めて、ぜひお気軽にご相談ください。
鳴門の海沿いには、まだまだ「こんなところに、こんな物件があるんだ」と思える場所があります。
そんな物件を見つけるのも、海沿いの不動産探しの面白さだと思います。
