Concept

世界に一つだけの建売住宅

土地探しの決め手は自分の感覚

整いすぎた分譲地には魅力を感じません。三角地や地姿が変形している、間口が狭いなど個性的な土地が好きです。そんな土地に合う家を考えていると、ワクワクします。土地の情報は、同業者から教えてもらったり、自分で探しに行ったりします。お客さんに言われて嬉しいのは、「土地だけなら買ったよ」という言葉。家は要らないけど土地だけなら買いたかったというのは、その土地に間違いなかったという証拠。住宅にはこれが正解というのはないけれど、土地には、これが正解というのがあると思っています。日当り、利便性、ロケーション、価格……いい土地の条件はいろいろあるけど、自分が買ってそこに一生住みたい場所かどうかが決め手になります。だから現地に行って、雰囲気を肌で感じます。ロケーションを眺め、周辺を歩きます。僕が惚れ込んだ土地を見つけることこそが、最大のこだわりです。

その土地に合わせた一つだけの家

決して土地を売るために家を建てるわけではありません。建売というと、同じ間取りで同じ家を建てた方が効率がいいのですが、自分が住みたいと惚れ込んだ土地には、ぴったりと合う家を建てます。たとえば、小学校の近くにある手頃な土地には、お子さんが二人いるシングルマザー、そんなに広くない土地には独身女性が楽しく暮らせる小さな住まい、などと暮らす人を想像して間取りを考えます。建売ではコストがかかりすぎて絶対しないようなことも僕はします。たとえば、海が見える景色のいい場所には露天風呂を作りました。街中にある間口の狭い土地には、一階が駐車場になった三階建てを建築したりしています。僕自身がその場所でやってみたいことを、一軒一軒実現させています。

注文建築みたいな建売住宅

僕自身が施主になりきって建てます。気心しれた建築会社に施工を頼んでいます。毎回コンセプトを伝えて、相談しながらチームで取り組んでいます。専属の一級設計士の方は、家事動線や収納のことももよく考えてくれます。地鎮祭や上棟式も、いい日を選んできちんと行っています。上棟の時は、どんな家になるのか想像するだけでワクワクします。僕が一番こだわっているのは床。玄関を入ってまず目につく床の第一印象を大切にしています。グレードがいろいろあるのですが、高級なものはやはり美しいです。システムキッチンや浴室などの設備仕様にも一流メーカーを採用。照明やカーテンレールなども取り付けています。僕がこだわった部分に、お客さんがそこまで考えてくれてありがとう、と言ってくれます。お陰さまで在庫はありません。僕の主観で注文した建売住宅を気に入ってくれるお客さんがいることに感動します。